(PENTAX Z-1P / Tamron 28-300mm)
露出が手動・ピントが手動・そして巻き上げが手動の機種だと
初めてフィルムを通して写す時、まさに「試写」って感じなんですなぁ。
しかし、この1990年代以降のフィルム一眼レフは、操作性において
ほぼ現代のデジタル一眼レフと変わりません。
まぁ本来は逆で、90年代以降のフィルム一眼レフの延長線上に
現代のデジタル一眼レフがあるというのがスジなんでしょうが・・・
というわけで90年代以降のフィルム一眼レフでは、最初っから
「試写」っていうよりも「できたらイイ画が撮れるといいな」的な
写し方になります。限界ギリギリを狙ったり・・・
で、一枚目なんかそうなんですが相当遅いシャッター速度です。
(実はちょっとブレています。昨日の二枚目もだけど・・・)
でもね・・・シャッター押した時の「ショック」がすごく小さいんですよ。
音はそれなりなんだけど・・・
そして・・・あ、多少ブレてるな・・・って思っても
「それはそれで作品の味」な~んて小理屈をつけちゃうのも
フィルムならではかも知れません。
デジタルだったら、ブレ写真って普通に失敗写真なんですけどね・・・