「思考して撮る」
伊藤美一 フォトコンテスト・編集長
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『まつりなど面白そうな題材を探して、それをその通りに再現する、そういう月例写真が余りにも多い。作者
が努力するのは写真になる題材を探すことだけで、運よく格好の題材にめぐり合えば、あとはカメラが再現し
てくれる。題材はないか、題材はないかと、題材乞食が町や村をうろうろすることになる。これはそういう性を
植えつけたカメラ雑誌の責任でもある。だから、ちょいとしたことでシャッターを切り、自分だけで面白がり、そ
れを写真と思い込む、撮ることに思考の伴わないアマ写真家ばかり、やたらに増大する』
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ブログでお付き合いのある、楽しい
======= a1photo ============さん。
彼の記事中、昔の「フォトコンテスト」誌編集長の伊藤美一さんという方の
「写真論」がツボにハマっておりますので、転載させていただきます。
なかなかいちいち頷かされることが多いです。
(a1photoさんの「後追い」になるのですが、逐次転載させていただこうと思っております)
今日の札幌は暑くなりそうです。