また、昨日の続き・・・
・・・でも・・10年くらい前に見た、そのめちゃめちゃ前衛的・抽象的な写真、
今、思い返すと「なんか味があった」ような気がするんである。
普通の写真じゃないし、ユルい写真でもないし、今まで見たことのない写真なんである。
じゃぁ「どんな写真だったか覚えているか?」って問われると「否」なんであるが
「あ、あのヒトの撮った写真は、ワケがわからなかったけど
何らかのインパクトはあったよなぁ・・・」という妙な記憶は残っているのである。
そういえば、ヘルムート=ラッヘンマンの曲もそうだ。
聴いているときは、ワケのわからなさに発狂しそうになる。
大作だと二時間ブッ通しとかあるのだが、これをみじろぎせずコンサートホールで
聴き通すことは拷問に近い。
ワタクシも一度だけ、10年くらい前にサントリーホールで聴いただけなんだけど
今になって思えば、「妙な曲でインパクトはあったなぁ」という記憶は残っているんである。
(ググってみたら2000年のことだった。もうそんなに昔のことなのかぁorz)
ワタクシは、そういうのも「面白いんじゃないか?」って思っている。
野球選手で言えば「記録には残らないけど、記憶に残る選手」っていうことである。